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お天気悪い日、気圧の日。

数年前、実家で飼っていた愛犬は天気が悪い日はテンションが低い子でした。朝はなかなか起きてこずごはんのあともまた寝てしまい、一日中だるそうにしていた。天気が悪いと動きたがらないなんて、怠け者だなぁなんて思ったり。

それが気圧の影響や自律神経が関係していたと知ったのはだいぶ後になってから。

気圧が変化すると内耳のセンサーが刺激を感知し、脳に信号を送ります。脳と自律神経は繋がっているので、環境に対応しようと自律神経が働きます。このとき自律神経のバランスがうまくいかないと体に不調が起こります。

頭痛や目眩、吐き気、だるいなど、人ではよく聞くし自分にも思い当たる事があります。

お天気が身体に影響すると知ってから、今一緒に暮らしている愛犬の事で気付いた事。

気圧の日(前日から起こる事も)は耳をよくかく。頭をぶるぶる振る。吐く事がある。頭をかきむしる。

これらは三半規管(耳)の調子が悪い、頭が痛いなどがあります。吐くのは平衡感覚が取れないなど。

食欲が落ちる。うんちが硬くコロコロになる。

気圧が下がると胃腸の動きが悪くなる事があります。

気圧の影響は低気圧で不調になる、高気圧で不調になる、台風の発生でなる、気圧の前日からなる、気圧の波が終わった後になる…など人それぞれ、動物もそれぞれです。

(以前にトリミングのわんちゃんが、気圧が上がると興奮してしまうんですと飼い主さまから教えて頂いた事もあります。その子はてんかん持ちのわんちゃんでした)

高齢な子、少し体調が心配な子は、トリミングの時にお天気や気圧のお話しをする事があります。特にトリミングの後はよく休ませて下さいね。

自律神経は特に高齢の子は乱れやすいそうです。

今、高齢の愛犬の為に日々気を付けている事は、お天気や気圧の日(前日くらいから)は特別な事をしない。お出かけ、トリミング、いつもと違うお食事などはせず、出来るだけゆっくり過ごします。ごはんは消化良く、1割くらい少なめにして、胃腸を頑張らせないように。

そしてお天気の影響を受けにくいように、規則正しいリズムの生活で、自律神経を整えるよう心がけています。

小さな不調が本当の病気にならないように…