最近とてもよく訊かれます。
わたし個人としては、「夏場はおさんぽ行かない」が答えです。
犬にはさんぽは必要だと、あたりまえに思っていました。でも今の日本の夏は危険です。
地域によっては違うかもしれませんが東京の気温、湿度、直射日光、アスファルトは、犬にとっては命の危険です。お外に出るとしても排泄程度にして、夏場は体力温存をする方が安全です。
熱中症は自律神経の失調です。激しい温度差、湿度などの環境の変化の中、がんばって歩く事で心臓への負担や、夏が終わった頃に疲れが出て不調になる事も。
トリミングでも、少し心臓に疲れが出ていそうな子はおさんぽの調整をお願いしたりしています。(実は手舐めなどに表れていたりするのです)
運動不足にはなりやすいですが、秋が来て涼しくなった頃に身体を動かして、夏は体力温存をおすすめします。(大型犬の子などはさんぽに行かないのはなかなか難しいかもしれませんが)
たまに暑くて道路に座り込んで歩かない子を見かけたりしますが、身体が無理だと自分で分かっているのです。ワガママではないのです。
ハァハァしているときは体が暑いときもありますが、頭に熱がこもっている事があります。きゅうり、スイカなどで水分を取り、オシッコうんちで身体の熱を逃がしましょう。
過酷な夏を乗り越えて、秋に向けて身体を整えましょう。