わんちゃんの爪切りの際、やすりがけをする事があるのですが、
やすりがけってなんでするのでしょう?
《後足》は、自分の体をカイカイしたときに自分の体を傷付けない為
《前足》は、飼い主さまに抱っこ!と飛びついたり遊んで!ちょうだい!と前足をかけたときに人が痛くないように
と、認識されている事が多く感じます。
では、体カイカイしない子、飛び付く事が少ない子、抱っこしても爪が痛いなぁと特に気にならないご家族のわんちゃんには、やすりがけは必ず必要でしょうか?
体重があったり、よく歩いて爪が自然に削れる子はそもそも爪自体あまり伸びていない子も居て、爪切りの後歩くと削れて出血してしまう、という事もあります。
活動が減ってきたハイシニアさんの子などは、ちょうだい!遊んで!と飛び付く事も少なくなっているのではないでしょうか。
特にハイシニアさんになると、あまり足の末端をやすり等で刺激し、いじり過ぎる事は、脚の関節を痛めたり骨が弱っていたりが心配です。
病院のケア処置では、やすりがけ有か無しかを選んで頂いていますが、
ご愛犬のキャラクターや年齢、ご自身がそもそも特に気にならない、等でやすりがけが必要かどうかを選んで頂いてもいいのかなと思います。